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Gifted☆


現在小4の息子が2011年1月にアスペルガー症候群と診断を受けました。数学が好きな息子の記録を残したくてブログを始めました。コメントは承認制です。
by pyanchipon
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アスペルガーと診断される前

pyanが小2の12月。

担任の先生にすごい勢いで話されたことがあります。

担任「今日、pyan君は宿題を忘れてきたので強く叱りました。しかも、国語の時間に"あいまい"という言葉を説明できませんでした。英語は得意という事ですけど、家ではお母さんもお父さんも日本語を話しているんですよね!?もっと日本語をしっかり教えるべきではないですか!?」

文章では伝わらないと思いますが、担任に言われた言葉は口調も強く、本当に憎しみにあふれた態度でした。

とてもショックでした。

親を責める言葉に泣きそうになりながら、そして反論して怒鳴りたい気持ちを抑えながら・・・ただ黙って聞いていました。

学校へ行かせると親は子供から話を聞くだけ。親の目が届きません。

ある意味、子供を人質にとられている感じです。

ここで担任に怒鳴るのはpyanに対する態度を悪化させて状況が悪くなると思ったのです。




ちょうど、同じ頃、pyanの姉がメンタルクリニックに通院していて。

通院日に先生に相談したところ、「息子さんもテストしてみましょう。話を聞いていると、アスペルガーの可能性がある。そういった子供たちは大人からのイジメに合うことが多い。診断して大人から守ってあげないと!」と、言われました。(ここで言う「大人」とは「学校の先生」を指しています。)

それが診察のきっかけとなりました。


担任にはメンタルクリニックでテストと診察を受けることをすぐに伝えました。

すると態度はがらりと変わったのです。

親に対して攻撃的な言葉はなくなりました。


学校から診断をすすめられた訳ではなかったのですが、私は我が子の診断に抵抗はなかったし、アスペルガーと診断された今も「特徴が分かってよかった」と思っています。

診断を決めるまでの間、pyanは担任から誤解されて辛い思いもたくさんしたと思います。




もっと早く気がついてあげられていれば・・・・・・

心に残った傷は消えないのですから。
by pyanchipon | 2011-08-14 21:18 | アスペルガー症候群